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ハワイ不動産を購入しようと思っても、なかなかハワイまで内見に行くのは、難しいのが現状。
内見のためだけに毎回渡米していたら、費用も時間もたくさんかかってしまいます。

そんなもどかしさを緩和してくれるのが、ハワイの不動産管理システムである「MLS」です。
今回は、世界中どこにいても、ハワイの不動産をチェックできるMLSシステムの使い方と、物件選びの具体的なポイントについてご紹介していきます。

MLSとは?

ハワイ州にある物件は、すべてMLSという不動産データによって管理されています。
MLSというのは、Multiple Listing Serviceの略であり、名前の通り、たくさんの物件が一括データ化されています。

このシステムには購入の際に必要な情報が細かく記載されているため、海外にいながらでも、ハワイの不動産情報を十分に得ることができます。
具体的な管理方法としては、物件ひとつひとつにMLS管理番号を割り振り、その番号と物件の紐付けを行っています。

MLSでは今まで取引された過去の物件も閲覧することができるため、物件がどのような金額・条件で売買されたのかを知ることも可能です。

MLSを利用するメリット

全ての物件が一括管理されているという便利さだけでなく、MLSには以下のようなメリットもあります。

・適正価格がわかる
・3Dで物件を内見できる
・利用エージェントによって差が出ない

適正価格がわかる

過去の取引を閲覧することも可能なため、地域別の価格相場や、同じような条件の物件の場合の適正価格を知るために、利用することが可能です。
ただし、適正価格というのは時代によって、流動的に変化するものでもあるため、参考程度にとどめるのが良いでしょう。

また、同じような条件でも、平均を上回るような物件を見つけることもあります。
このような物件には、他の物件にない強みがあると考えられます。
物件が高く評価される条件としては「眺めの良さ」「立地」が挙げられ、このような物件は手放す際にも有利に動きやすいため、おすすめの物件だと言えます。

3Dで物件を内見できる

細かなデータが公開されているとは言え、部屋の写真だけで投資先を絞るのは、なかなか難しいもの。
かといって、ハワイまで物件探しのためだけに赴くのも簡単ではありません。

そこで、MLSでは写真だけでなく、3Dシステムを搭載することで、部屋の奥行きや間取りなどが、より見やすいように作られているのです。
見た目としてはGoogle Mapsのストリートビュー表示と似ており、実際に部屋を内見しているようなリアルな体験ができます。

これは日本在住でハワイ不動産の購入を検討している方にとって、大きなメリットとなるでしょう。

利用エージェントによって差が出ない

日本の場合、エージェント会社によって扱っている物件が異なり、当然紹介できる物件も異なってきます。

しかし、ハワイにはこのMLSシステムがあるため、どのエージェントを通しても、紹介してもらえる物件には差がありません。
そのため、公平性を保ち、エージェント会社に依存しすぎない物件探しをすることができます。

MLSを利用した物件購入の流れ

手順
ハワイでは、不動産購入時に買い手と売り手の両方に、別のエージェントがつくことになります。
基本的にはこのエージェントを介して、交渉や取引を進めていくことになります。

MLSシステムを利用した購入までの流れは、以下の通りです。

①まず、売り手が所有している物件を売却したいと思った場合、その旨をエージェントに伝え、MLSに物件情報を載せてもらいます。

②その後、買い手側のエージェントがMLSをチェックし、購入を検討している人の希望と合致する物件候補をいくつか紹介するのです。また、買い手側個人も自由にMLSで物件情報を検索することは可能です。

しかし、物件数はハワイ島だけでも、常時3,500件近くあるため、自力で理想の物件を見つけることは容易ではありません。
さらに、エージェント費用は売り手側が負担するのが一般的なため、買い手側は特にプロであるエージェント会社に依頼することが多くなります。

MLSの使い方手引き

MLSは英語のみの対応ですが、利用方法は非常にシンプルです。

具体的な利用手順は以下の通りです。

  1. トップページのバー左上にある「FOR SALE」をクリック
  2. 右下に出てくるオレンジのバーで条件検索をする
  3. 検索結果が表示されるので、物件情報をクリック
  4. 該当物件の詳細が表示される

②の検索条件を日本語に直すと以下のようになります。

NEW LISTING:新着情報
BY NEIGHBORHOOD:近隣の物件から探す
BY STREET ADRESS:住所から探す
BY CONDOMINIUM / TOWNHOME:物件タイプから探す(コンドミニアム/一軒家)
BY MLS NUMBER:MLS番号から探す
OPEN HOUSES:これから登録予定の物件を見る

いろいろな条件によって絞り込みができるので、ぜひ活用してみてください。
MLS公式ページ:http://www.hicentral.com/

MLSで物件を探す前にやるべきこと

ここまで見てきたように、物件購入の際はエージェントに希望内容を伝え、いくつか物件を見繕ってもらうのが一般的です。
その際にまず決めておく必要があるのが、「予算額」「ローンの有無」です。

頭金がどれくらいあるのか、また、ローンを組んでの購入を検討しているのかという点は、不動産購入において、とても重要な情報になります。
そして、ローンを組む場合、自分がどれくらい融資を受けられるかをあらかじめ知っておくことが大切です。

融資額は、あなたが持っている資産や収入、頭金によって決められ、必要書類さえ提出すれば、簡単に知ることができます。
日本の場合、購入したい物件が確定してから、融資の申し込みをしますが、ハワイの場合は逆です。

自分が受けられる融資額を理解し、その上で購入できる範囲の物件を当たるのが一般的です。
こうすることで、買い手側も自分に合った物件を選べるだけでなく、売り手側もその買い手に購買力があるかを見極めることができるようになり、取引をスムーズに進めることができます。
したがって、ローンを利用することを考えている場合は、まず融資可能額を知ることから始めるのが大切です。
ローンを使ってハワイで不動産を購入することについて詳しく

また、相性が良いエージェントに出会うことも非常に重要です。
自分の意見をしっかりと聞いてくれて、その希望に沿った物件を速やかに紹介してくれるエージェントを選ぶようにしましょう。
ハワイ不動産においては、どのエージェントを選んでも、紹介してもらえる物件に差はないので、見極めるべきポイントは「信頼度」「希望を丁寧に汲んでくれるか」などになります。

まず初めは複数のエージェント会社にコンタクトを取り、対応や相性を見るのがおすすめです。
そして具体的な物件まわりや、契約の話が出るまでには、1件の信頼できるエージェント会社に絞り、話を進めていくのが良いでしょう。
ハワイでの不動産エージェント選びに苦労した体験談を参考にする

コンドミニアムVS一軒家 どっちがおすすめ?

2つの選択肢
ハワイ不動産を購入するにあたって気になるのが、その物件タイプ。
機能的で管理がしやすいコンドミニアムにするのか、広々とした一軒家にするのかは、悩みの一つだと思います。

本章では、それぞれのタイプの不動産にかかる維持費や、おすすめの利用方法についてご紹介していきます。

コンドミニアム

コンドミニアムのメリットとしては、管理がしやすいこと、また、比較的購入しやすい値段であることが挙げられます。
コンドミニアムの場合、毎月管理費やインターネット代などの通信費がかかることになります。

これらの出費は支出にあたるため、一見マイナスに思えますが、共有部分の清掃やメンテナンスなどは、すべて任せられるというメリットでもあります。
したがって、ハワイと日本の両方を行き来するようなライフスタイルをする場合、管理費システムは都合が良いでしょう。

また、購入金額に関しても、一軒家ほど高くなく、ハワイという土地柄、売却もしやすいため、不動産投資を始めたての人にもおすすめです。

デメリットとしては、建物や土地はそのビルのオーナーのものであり、すべての権利を所有できないこと、また、管理規約に従わなければならないことが挙げられます。
具体的には、入居者数の規定やペットの可否など、ある程度の制限がかかることには注意が必要です。
管理規約を守れないと、罰則規定があるケースもあるため、購入時にしっかりと確認をしておくのが良いでしょう。

一軒家

一軒家の最大のメリットは、アレンジの幅が効くことが挙げられます。
リフォームをしたり、庭に手を加えたりと、すべて自由にすることができます。

投資としては、ハワイに長く滞在する予定がある、もしくは家族旅行者を対象とした貸し出しを検討する場合に最適だと言えます。
一軒家の場合、コンドミニアムと違って、管理費を支払う必要はありません。

しかし、その代わりに掃除やメンテナンスなども全て自分で行う必要が出てきます。
特に、日本在住で、投資としてハワイに一軒家を購入する場合は、メンテナンスを代行してくれる会社を事前に手配しておくのがおすすめです。

また、月々の管理費を支払わなくても、修繕費や清掃等の外部委託などで、最終的にはコンドミニアムと同じくらいの金額を維持費に使うことになる
という点にも注意が必要です。
一軒家のデメリットとしてはさらに、ハワイの市街地からは離れてしまう可能性があるという点も挙げられます。

のんびりとしたハワイのライフスタイルを楽しむのには最適ですが、ハワイを観光する際には、多少不便となる可能性もあります。
一軒家はコンドミニアムよりも、高価な買い物になる場合がほとんどなので、どのような目的で購入するのかを、事前に明確にしておくのが大切です。

物件購入時はここをチェック!不動産で大事な3つの要素

ハワイの不動産を検討する際に、重要なポイントが3つあります。
これらの条件が揃っていればいるほど、価値が高くなり、それに比例して値段も高くなります。

以下の3点をしっかりと押さえて、より価値のある資産を手に入れるための参考にしてみてください。

  • ロケーション
  • オーシャンビュー
  • エリア

ロケーション

日本国内においても、ロケーションは不動産の価値を決めるポイントの一つですが、ハワイにおいても同じことが言えます。
特に、観光客に数週間単位で部屋を貸し出す、「バケーションレンタル」を検討している場合は、ロケーションの選択が重要になります。

どの島であっても、ダウンタウンに近ければ近いほど、価値が高くなるとされており、島の中でも、ビーチや空港があるオアフ島は、人気が高いため、地価も高くなっています。

オーシャンビュー

ハワイといえば、光り輝く太陽と綺麗なビーチが代名詞。
世界中からやってくる観光客も、この常夏の気候を満喫しにやってくる人がほとんどです。

しかし、ハワイであれば、どこでも海が見られるというわけではありません。
そのため、ハワイのビーチが見えるオーシャンビューの物件は、常に価値が高いとされているのです。

オーシャンビューにも様々な種類とランクがあり、遠くから海が見えるような物件と、マリーナが一望できる物件では、価値に差が出ます。
自分の別荘として持つ場合は、市街地から少し離れていても、オーシャンビューのある物件を選んで、ハワイ特有の雰囲気を楽しむのも良いでしょう。

一方で、バケーションレンタルを検討している場合は、第一にロケーション、そして少なからずオーシャンビューがある物件の方が人気であるということを念頭に置いておくことが大切です。

エリア

ハワイは4つの島がありますが、それぞれのエリアによって、価値に差があります。

まず、最も人気があるのはハワイ島ワイキキエリアです。
美しいビーチや豊富なアクティビティが揃っているため、特に人気のエリアであり、ハワイで最もコンドミニアムが多い場所でもあります。
これは、言い換えれば、それだけの需要があり、投資としての価値があるということでもあります。

他にも、ハワイ最大のショッピングエリアがあるアラモアナエリアや、第二のワイキキと呼ばれる開発都市、カカアコエリア、高級住宅地として有名なカハラエリアなど、人気のあるエリアは複数あります。

ワイキキエリアやカハラエリアなど、ダイアモンドヘッドと呼ばれる海沿いの崖が見えるエリアは、特に人気です。
その人気度は、売却予定のハワイ不動産が一括管理されているMLSシステムにおいても、「ダイヤモンドヘッド」という項目があり、評価対象となっているほどです。
このような場所では地価が下がりにくく、売却に有利になるというメリットがあります。

最後に

なかなか現地まで行く時間が取れない人でも、MLSシステムを使えば、最新の不動産をチェックできます。
特にハワイの不動産市場は、非常に動きが活発なため、このようにタイムリーに利用できるサービスがあると安心です。
既存のサービスを賢く活用して、より理想の物件を手に入れてください。

<こちらも参考になる情報>
ハワイで不動産購入するときにかかる費用は?
ハワイで不動産購入するときの流れ

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