ホリデーシーズンに向けて10月の市場は堅調さを保つ

ホノルルリアルター協会（HBR：Honolulu Board ofREALTORS）は、「10月の戸建てとコンドミニアム（タウンハウスを含む）の販売状況は、前年同月比でそれぞれ10.4%、27.3%増加し
た。中間価格（Median Sales Price）は、戸建てが２か月連続で記録した1,050,000ドルから若干減少したが、1,000,000ドル台をキープした。コンドミニアムは、9月から13.8%上昇し、8月の記録と同額の5,000,000ドルになった」と発表しました。
2021年のHBR会長であるシャノン・ヘヴン（President, Ms.Shannon Heaven）女史は、「10月に入り、ホリデーシーズンの近づきを感じる中でも、マーケットは堅調さを保っている」と述べ、「物件を購入するということは単なる投資ではなく、マイホームつまり今後の資産形成のスタートでもある。自宅を持つ意味は、家族の団欒や絆を深めるだけでなく、将来に渡りエクイティー（equity：含み益）を築いていくことでもあり、同時に税制面の恩恵を受けることができる。10月の販売数の増加は、米国金融史上最低の住宅ローン利率を利用し、この時期に購入したい消費者心理の表れではないだろうか」と指摘しています。