せっかくハワイに観光にきても、毎日海に泳ぎに行くというのも、非常に勿体ないです。
特に子供がいたりすると、他の観光地に行く選択肢を検討する必要に迫られるかもしれません。
今回はそんな時にオススメしたい、ホノルル動物園の魅力について紹介します。

ホノルル動物園は日本より温暖な気候の中で動物たちがのびのびと過ごしていることと、規模が中規模なのが特徴で、子供と一緒に楽しめる、ちょうどよい観光スポットとなっています。
尚、今回は全編にわたってホノルル動物園の公式ホームページ(https://honoluluzoo.org)の内容を参考にしておりますので、併せて参照してみてください。

ホノルル動物園の基本情報

まず、ホノルル動物園の基本情報について紹介しておきます。

住所: 151 Kapahulu Ave Honolulu, Hawai‘i 96815

営業時間: 9:00 am-4:30 pm
※毎週の定休日はなく、元旦とクリスマスだけが休園日となっております。
電話番号 (808) 971-7171

ホノルル動物園は意外にもワイキキからほど近い場所にあります。
カラカウアアベニューと、カパフルアベニューの交差点にホノルル動物園は立地しております。
ワイキキにあるホテルに泊まっているなら、十分徒歩圏内なのではないでしょうか。

動物の数は1200頭あまりで、広さは日本の上野動物園と同じくらいなので、規模としては中規模程度で、子供と一緒に回るにはちょうどい大きさの動物園と言えます。

現在の動物園としての設立は1984年ですが、19世紀の王国時代からこの場所は、公園となっており、また1914年からは動物の収集・展示が始まっておりました。
王国から続く公園がルーツという、非常に特異な歴史を持っている動物園と言えます。

次に料金ですが、13歳以上の大人料金は14ドルです。
為替によりますが、今現在ですと1500円程度でしょうか。

また子供料金は6ドルで、3歳から12歳に適用されます。
6ドルは700円弱といったところです。

ちなみに地元の方には特別料金がありまして、大人8ドル、子供4ドルとなっております。
また2歳以下は無料です。

ホノルル動物園は厳密な区分ではありませんが、だいたい以下のように、12のエリアに分かれております。

① フラミンゴ
② 世界の霊長類
③ 芝生エリア
④ ぞう
⑤ 爬虫類
⑥ アフリカサバンナ
⑦ ラーニングセンター・子供動物園
⑧ プレイグラウンド
⑨ カパフルマーケット(軽食を食べられるところです)
⑩ トラ
⑪ 鳥類
⑫ お土産ショップ

こちらが公式の地図です。
https://honoluluzoo.org/honolulu-zoo-map/

さて、次では、12のエリアの中のみどころポイントを、SNSでの記事なども交えながら紹介したいと思います。

ホノルル動物園の魅力1:アフリカサバンナ

「アフリカサバンナ」のコーナーがホノルル動物園の中では最も人気で、スペースも広く取られております。
キリンやライオン、シマウマやカバ、チーターなど、いわゆるアフリカのサバンナにいる動物が多く飼育されております。

日本とおおきく異なるのは、極力おりを使わずに自然に近い状態で飼育されている点です。
どちらかというとサファリパークの感覚に近く、のびのびと暮らす動物の姿を見ることができます。

一方で、動物たちは自由に暮らしているので、茂みに隠れて出てこないこともあります。
そこはあくまで自然に任せるのがこの動物園の運営方法として徹底されているので、もしそのようなことがあっても潔く諦めましょう。

それにしてもここまで近くで動物を見られる動物園は、日本ではなかなかありません。
「安全性とか大丈夫なの?」と思ってしまいそうですが、しっかりどの動物も餌付けされておりますので、おりのない飼育方法でも特段のトラブルは発生しないみたいです。


こちらのTwitterではまさにそのアフリカサバンナのセクターでの写真がアップされていました。
いろいろなサバンナの動物を敢えて共存させているのもこの動物園の特徴です。

よりリアルなサバンナの風景が再現されています。
それにしてもこの写真は、サイ・キリン・シマウマが一挙に撮影された、なかなかのナイスショットになっています。


こちらもTwitterですが、左側は本物のサバンナと見間違えるようなリアルな写真です。
キリンとシマウマが草原を歩いているようです・・・がじつはこれも動物園なんですけどね。

右の写真はライオンがすやすやお休みをしています。
こうした写真は逆に大自然では撮れないでしょう。
動物園だからこそ撮れる貴重なライオンの写真と言えます。

ホノルル動物園のアフリカサバンナは檻がないので、こんな風に近づいた写真をとることができるんですね。
やはりここまでアフリカの動物を間近で見られるというのが魅力的ですね。
Twitter上でも子供はもちろん、大人も楽しめる動物園として紹介されておりました。

ホノルル動物園の魅力2:ハワイの固有種の展示がたくさん!

さて、続いてはせっかくのホノルル動物園なので、ハワイ特有種についても紹介したいと思います。
公式ホームページでも紹介されております。

ハワイ特有種の特集ページ
https://honoluluzoo.org/visitor-info/native-hawaiian-species/

海に囲まれたハワイ諸島は、他の陸から遠く隔てられた場所に位置していることから、小さい島にもかかわらず、多数の特有種がおります。
現在は輸入などで他地域にも存在しているけれど、基本的にハワイ発祥となっている種を「在来種」、今でも完全にハワイにしか生息していない種を「固有種」と定義して紹介しております。
これらはたまたまなのか、いずれも鳥類ですので、鳥類コーナーで見ることができます。

固有種

こちらは今でもハワイにしか基本的にいない(研究用や動物園での飼育などを除く)種類です。南国のイメージと異なり、地味めな色の種類が多いですが、真っ黒なHAWAIIAN HAWK(ハワイアンホーク、鷹の一種)はかわいいですね。

展示されている固有種
HAWAIIAN GOOSE (NĒNĒ)
KOLOA (Hawaiian Duck)
HAWAIIAN HAWK (‘Io)

在来種

こちらは現在は輸出→野生化により、ハワイ以外でも見ることができますが、ハワイ発祥の鳥たちです。Tern(アジサシ)の一種であるManu-o-Ku(マヌオク)は、真っ白でとても特徴的な見た目をしています。

展示されている在来種
Black-Crowned Night Heron
KOLEA (Pacific Golden Plover)
PUEO (Hawaiian Short-eared Owl)
Manu-o-ku (White Fairy Tern)

これらの鳥たちもまたアフリカサバンナの動物と同じように、開放的な空間で飼育されています。
「飛んで行っちゃわないの?」と不安になる程ですが、その分、鳥たちはのびのびと過ごしています。

ホノルル動物園の公式Facebookでもハワイの特有種の紹介は頻繁に行われています。
こちらのFacebookにアップされていたのはHAWAIIAN GOOSE (NĒNĒ)です。

縞模様がしっかり出来上がった大人の鳥と、まだひなの鳥があわせて紹介されています。
大人の鳥は面白い模様をしている一方、ひなは毛がふさふさで、とてもかわいいですね!
こうした鳥たちがのびのび生活しているところを、動物園では見ることができるわけです。


余談ですが、やっぱり自由に飼育しているので、逃げてしまうケースもあるようです。
こちらのTwitterでは逃げてしまった貴重な鳥を探している旨のニュースが紹介されております。

それくらい自由な環境で飼育していることの証左とも言えます。
鳥の逃亡は珍しくないようで、園内の鳥コーナー以外のところで珍しい鳥が見られることも少なくないようです。

ホノルル動物園の魅力3:子供動物園

ホノルル動物園の中には、いわゆる日本で言うところの「ふれあい動物園」のような小さい子向けの動物園もあります。
「ケイキズー」と呼ばれている区域で、小さい子供達に非常に人気です。

ヤギやラマなどと触れ合うことができるようになっています。
いずれも子供の動物だけが飼育されているので、小さい子供でも安心です。
また、鯉もこのケイキズーで飼育されておりますが、子供目線で水中の魚たちを鑑賞できる作りになっているのが特徴で、ここも人気が高いです。

SNS上でもこの子供動物園は好評で、子連れのお客さんが紹介しているページがありました。

https://facebook.com/photo.php?fbid=247309965344887&id=100001976553696&set=a.155048084571076&anchor_composer=false&ref=content_filter

こちらは日本からのお客さんのようですね。
KeikiZooでヤギに触れている子供です。
ヤギは生まれた時から動物園で育てられているので人に非常に慣れているようです。

またまだ小さい動物ばかりですので、この写真のように子供が触れても安心ですし、子供の方もこわがらずに動物に近づくことができます。
ハワイに来て現地の動物と触れ合うというのも、子供にとってはなかなか貴重な体験かもしれません。


こちらはケイキ・ズーで開かれたラーニングセッションの様子です。
不定期で開催されるラーニングセッションは、楽しみながら動物のことを学ぶことが出来ます。
子供達にはもちろん、その親にも好評で、この写真のように多くの人で賑わいます。

日本人が参加する場合は英語がハードルにはなってしまいますが、子供向けにゆっくり話してはくれますので、もし英語に多少の素養のある子供だったら、より英語に慣れさせるためにチャレンジさせてもいいかもしれません。

また、遊具もあり、子供達を遊ばせるのにも程よいスペースとなっております。
動物園を周り疲れたら、ここで子供を遊ばせて休憩する家族も多いようです。

また、隣はラーニングコーナーとなっていて、動物に関するクイズなどが掲示されています。
クイズは子供の目を引くような見た目や形をしており、楽しみながら動物のことを学べるつくりになっております。

このラーニングコーナーでは、サマーキャンプや動物教室など、さまざまな催し物も実施されるようです。
尚、ラーニングコーナーのクイズは、全て英語になっているので、ある程度の英語力が必要です。

こちらは初見での参加は若干ハードルが高いかもしれませんが、ホノルル動物園では子供向けの1日のキャンププログラムをやっていて、こちらも人気です。

公式ページ
https://honoluluzoo.org/programs/zoo-camp-programs/

キャンプは夏休み・春休み・秋には実施されていて、いずれも4泊5日のプログラムになっています。
毎回メニューは異なりますが、動物の暮らしや特徴、飼育方法などを、動物園の仕事の一部を手伝ったり体験したりしながらじっくり学ぶことができるキャンププログラムとなっていて、地元の子供達には非常に人気です。

コースはCamp Menehune (4-5歳)、Camp Imi’ Loa (6-7歳)、Camp Koa (8-10歳)に分かれていて、それぞれの年齢にあったプログラムが提供されます。
価格は300ドル以上(基本プログラムでメンバーが310ドル、ノンメンバーが360ドル)と高額ではありますが、地元に住んでいらっしゃる方や長期滞在者でアメリカの動物園での交流を深めたい方は、検討してみてはいかがでしょう。


子供向けのキャンプとは別の話にはなってしまいますが、過去には子供だけにとどまらないキャンプイベントがあったようです。
現在は上記リンクは閉鎖されており、開催されてはいないようです。

ただ夏になったら復活するかもしれないので要チェックです。
日本語での告知がされているくらいですから、日本人にも優しいイベントなのではないでしょうか。

ホノルル動物園の魅力4:霊長類エリア

ホノルル動物園は霊長類エリアも見所です。
アメリカ本土から連れてこられたオラウータンやチンパンジーを始め、多数の霊長類が飼育されております。

日本で霊長類というと猿山をイメージしがちですが、こちらの動物園は霊長類も広いフィールドにて飼育されていて、日本とはひと味違った姿を見ることができます。
また、日本のように「ニホンザル」メインではなく、世界中の様々な霊長類が比較的自然そのままの姿で見ることができます。


檻というにはずいぶん開放的な空間です。
猿たちが自分たちのスペースでのびのびと暮らしています。

日本と比較すると、一箇所一箇所が広々しているので、動物たちのストレスも少なそうです。
写真はチンパンジーでしょうか。
チンパンジーに適したロープなどが多数張り巡らされていて、日々その中で自由に生活しています。

ホノルル動物園の魅力5:固有植物

実はホノルル動物園の見所は動物だけではないんです。
園内には動物と一緒に数多くの植物が植えられております。
実は植物についても種類が非常に豊富なので、動物園のことを「ボタニカルガーデン(植物園)」と呼ぶ方もおります。

植えられている植物にも多くの固有種や在来種が植えられており、密かにハワイでしかみられない貴重な植物もたくさん植えられております。
公式ホームページ(https://honoluluzoo.org/visitor-info/botanical-garden/)にかなりの種類が掲載されておりますが、その中からいくつか紹介したいと思います。

■MUNROIDENDRON RACEMOSUM
こちらはハワイでも珍しい固有の木となっております。
黄色い特殊な総状花序(小さな花が集まって大きな花のような形になるもの)をつけるのが特徴的です。

■KOU, SMOOTH LEAFED KOU
KOUと呼ばれる植物は、特徴的な形状の大きな葉をつけ、また緑色の実がぶら下がるようになります。
こちらの植物はかつては外来種だと思われていましたが、近年調査したところによると、やはりハワイの固有種であるということが判明しました。

■KO‘O LOA ‘ULA, RED ‘ILIMA
こちらはもともと生息地の環境破壊などもあり、絶滅危惧種に指定されている植物ですが、飼育自体はさほど難しくなく、園内には普通に生息している植物です。
南国感の漂う鮮やかで綺麗な赤い花をつけるのが特徴的です。


こんな風に動物園にもかかわらず、園内の固有植物が取り上げられることもあります。
それにしてもこれは一体なんという種なのでしょう?

先に紹介したホノルル動物園の公式ホームページも確認しましたが、どれなのかわかりませんでした・・・。
もしかするとホームページで紹介されている以外にも固有種が生息しているのかもしれません。

ホノルル動物園の魅力6:プライベートツアーズ

ホノルル動物園では、毎週土曜日に3つの45分間のツアーを実施しております。
これらのツアーではただ動物園を訪れるだけでは見ることができない動物たちの様子を知ることができます。
時間も45分だけと、そこまで長時間を使うわけではないので、気軽に参加することができると人気です。

3つのツアーは具体的に以下のようになっております。

■9:45:Island Inhabitants
ハワイ特有種の動物や、島(ハワイに限らず)の生態系で生息する動物にクローズアップします。
島で生息する動物のことをよく知ることができます。

■10:45: Safari Stroll
アフリカサバンナの中をガイドさんに従って歩き回ることができるツアーです。
ただでさえのびのびと生息している動物たちですが、このツアーではアフリカサバンナの動物をより間近で見ることができます。

■13:00:Reptile Roundabout & Primate Prowl
変温動物である爬虫類と、私たち霊長類のことを比較しながら学ぶことができます。
料金は1人5ドルと比較的リーズナブルです。
尚、予約することはできず、ツアー当日、先着順で販売されることになりますので、参加したい方は早めに購入しましょう。

ホノルル動物園の魅力7:トワイライトツアー

ホノルル動物園の魅力は開演時間にとどまりません。
毎週金曜日と土曜日の夜には、「トワイライトツアー」が企画されています。
これはその名の通り、閉園後の夜の動物園を見ることができるツアーです。

動物たちは昼間とは一味違う姿を見せてくれます。
もちろん眠りにつきかけている動物もいますし、逆に夜行性の動物は却って夜の方が活発に動いているので、その姿を見ることが出来ます。

時期によってはまだ明るい時間帯の場合もありますが、夕方過ぎでも動物の行動はずいぶん異なるようで、時期を問わず人気のツアーとなっております。
こちらは事前登録が必要なので注意が必要です。
公式ホームページでも登録は可能なので、前もって登録しておくのも一案です。

公式ページ
https://honoluluzoo.org/visitor-info/plan-your-honolulu-zoo-visit/twilight-tours/

ちなみに追加料金がかかるのでその点は注意しましょう。
大人が$20.00で、子供が$15.00となっております。

尚、ハワイ在住者は$5オフとなります。
また、HZS MEMBERSというホノルル動物園の会員になると、なんと約60%の割引となります。


このトワイライトツアーは非常に人気で、金曜日土曜日に動物園に訪れる場合は「トワイライトツアーも参加する」のがもはや鉄板のような扱いになっております。
かなり良心的で日本人の参加者がいる場合は、日本語の説明も行ってくれます。
さすが日本人観光客の多いハワイの動物園といったところです。

ホノルル動物園の魅力8:フラミンゴコーナー

理由はよくわかりませんが、ホノルル動物園はフラミンゴのコーナーを非常に広く取っております。
鮮やかなピンク色のたくさんのフラミンゴが南国の庭園空間の中でのびのびと暮らしています。

ハワイの日差しのせいなのか、フラミンゴの水辺も鮮やかなブルーとなっております。
フラミンゴのピンクと水辺のブルーに南国の植物が合わさって、日本ではなかなかみられない光景が広がっています。


こちらのTwitterでもフラミンゴの写真がアップされております。
水を飲んでいるところですが、やはり水の色がずいぶん日本と異なる印象です。

フラミンゴのピンクと水のコバルトブルーがいい対比になっています。
単なる水を飲んでいる写真なので、フラミンゴコーナーに行けば、比較的簡単に撮れる写真と思われますが、それにしても、美しい写真に仕上がっています。

ホノルル動物園の魅力9:お土産もお忘れなく!
せっかくホノルル動物園に訪れたのなら、お土産屋も忘れずに立ち寄っておきましょう。
帰る前に立ち寄るのもいいですが、中は空調が効いているので、涼むために立ち寄る人も多いです。

観光地のハワイの動物園ということもあって、お土産は非常に豊富に売られております。
特にTシャツの品揃えが豊富で、子供向け・大人向け問わず、多数のシャツが販売されております。

そのほかにも動物園限定の雑貨やお菓子なども売っております。
中にはお土産を買うためだけに動物園に入る方すらいるほどの人気グッズもありますので、せっかく訪れた場合は、忘れずにお土産屋にも立ち寄るようにしましょう。


こちらのTwitterの右下の写真は、ホノルル動物園でしか買えないコップですね。
なかなかの人気商品のようで、売り切れている場合もあるようです。
場合によっては帰る前ではなく、先におみやげ屋にいってゲットした方がいいかもしれませんね。

最後に

ハワイに来たらどうしても海など、南国特有の観光地に行きがちになりますが、ホノルルの動物園も魅力がいっぱいです。
半日もあれば充分回ることができるので、ちょっとした気分転換や、隙間時間に行くこともできます。

また今回は紹介することができませんでしたが、隣にはなんと水族館もあります。
海の動物・陸の動物を一気に見ることができるのも魅力です。
子供を連れて行けば、英語に触れながら動物園を楽しむことができるのもいいですね。

もしハワイに観光に来て「少し時間ができたな」という場合には、ホノルル動物園に立ち寄ってみるのもいいでしょう。

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